簿記1級独学log

簿記1級を独学で取得するための勉強記録。教材や勉強時間、おすすめカフェ情報など。第150回日商簿記検定1級合格を目指して。

読書

勉強日和、読書日和

おはようございます☆

昨日から、TACの第140回の予想問題を解いています。気持ちの整理をつけるのが大変で、毎日少しずつ回復といった不安定な感じですが、ちゃんと問題を解くことができるようになりました!

といってもまだ第1予想をやったきりですが。持分法以外は何とかできました。今朝寝坊してこれからですが、第2、第3予想問題も、今日やりたいと思います。

ほぼ1ヶ月の空白を空けてしまって、どうしようかと思いましたが、今から最低150時間は確保して、頑張りたいと思います。土日は12時間の計算です。もっとやるべきですが、計画倒れになってもと思い。

過去問を最低5回は解く、という計画がほぼ厳しくなってしまいましたが、これもこの150時間の中でできるだけやりたいと思います。

夕べは雨が降っていたようですね(東京)。こんな日にお部屋でゆっくり勉強や読書するのが好きです。さっき、Amazonで、「徒然草」を購入しました。

人間力アップのために何かいい本を教えて、と以前旅行先で知り合った友達に聞いたら、「やっぱり古典が良いのでは」と。
ちくま学芸文庫から出ている島内裕子校訂の「徒然草」は、前後の段のつながりが記述してあり、現代語訳もこなれたものなので、読みやすいと思います。また、日本文学の第一人者でもあるドナルドキーンさんによる英訳、Essays in Idlenessも、むずかしい昔の表現を平易なものにしてあり、英語でも読みやすいと思います。
文庫とのことですが1620円(泣)、でも購入しました☆

この本を紹介してくれた友達は、昨年旅行した時にゲストハウスで知り合いました。最後の晩に本の話、音楽の話で盛り上がったんですが、お若いのに物事を見る目がしっかりしていて。特に頻繁に連絡を取ることもないのですが、本のことなら彼に聞けば間違いないかな〜と。

徒然草の他に、漱石の「硝子戸の中」、漫画「あさきゆめみし」を紹介してくれました。
「あさきゆめみし」は源氏物語が題材のようですが、
登場人物のひとりひとりに、よく注意してください。誰一人として、単純な悪はありません。愛するからこそ憎み、愛するからこそ苦悩していくのです。漫画だからといって、古典のもつ力は失われていません。かえって、古典の読めない現代の我々に、古典への扉を開いてくれる、そんな作品です。
とのことで、説明がとっても素晴らしいので、勝手に引用、ご紹介させてもらいます・・
こちらも全7巻セットを近々購入したいと思います。

と、本のことばかり書いてしまいましたが、予想問題を解きたいと思います☆

昨日読んだ「情報を200%活かす 池上彰のニュースの学校」

こんにちは☆

昨日夜スタバ(TSUTAYA)で勉強してから、軽く読書しました。

情報を200%活かす 池上彰のニュースの学校 (朝日新書)

この著者のお名前は良く見かけますが、著書をちゃんと読んだのは初めて。
読書も、簿記の勉強も、アウトプットが大事だな〜ということを強く感じさせられました。

池上さんは毎朝8紙の新聞に目を通すそうですが、文字通り「ざっと目を通す」だそうです。
通勤途中に別の2社の新聞も買って電車で目を通すとか。

そこで、普通なら、「10紙も・・・もったいないのでは?」と考えますよね。
本も大量に購入されるそうですが、隅々まで全部読む、ということはしないそうです。

でも、新聞や本をくまなく読み尽くしたところで、その情報を自分の血肉としていなかったら、そちらの方がある意味、「もったいない」読み方、ということになりますよね。

池上さんの情報の活用は以下です(新聞の場合):

朝:ざっと目を通す
夜:気になった記事を切り取り、他は全部捨てる
  切り取った記事は、ただ、取っておく。寝かせておく(スクラップはしない)。

切り取った記事をただ取っておくだけなのは、「トップニュースだからといって、それが重要なニュースかどうかはわからない」からだそうです。紙面の都合かもしれないし、自分が重要かどうか考えるのではなく、時間の経過に判断してもらう、とのことです。

そして、最低1週間〜数週間たってから、あらためてじっくり、読むそうです。
そこで、初めて裏紙にコピーし、クリアファイルに入れて保存。

ノートやスクラップに貼ってしまうと、記事が移動できないから、同じ大きさのA4の裏紙にコピーし(白紙でもいいんでしょうけど)、分類したスクラップに入れておく。

例えば、ストックした時点では「アベノミクス」に分類していたが、後になって「日銀の政策」に変わることもあるから、とのこと。

ざっと目を通して大部分は捨ててしまうとはいえ、すごく密度の濃い読み方ですよね。
ホントに、情報を200%以上、活用していますよね。

他に、各新聞社による強みとか、海外の新聞、例えばNY times は中東のニュースが多いとか、ワシントンポストは米国の記事が多い、とか、そういったことも書かれています。
英語は強くないそうなのですが、時に原文にあたることも大事、と言われています。

他にオピニオン紙、文藝春秋とか中央公論とかも読まれているようです。

新聞は「(人と)会わない異業種交流会」って書いてありました。
なるほど〜。かといって、過信は禁物、ともおっしゃっていますが、上手いたとえですね☆

久しぶりに良い本を読みました。



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