こんにちは、夏休みはいかがお過ごしですか。

今朝はジムの後、スタバに行って標準原価計算をやりました。仕損・減損が発生するパターン。ネットスクールの141回予想問題集で、第1予想に挙がっている論点です。TACの予想問題集は今回買っていません。

前回もTAC・ネットスクールともに、この仕損/減損の 標準原価計算が本命だったんですよね。だから、次回是非出てほしいですが、140回の工業簿記で出た本社工場会計を考えると、もう何を信じていいかわからなくなります(泣笑)。

今朝はさらっとやっただけなので、午後またやります。数量差異を仕損関連差異・仕損無関連差異に分解する問題をまだやっていないので。ノートを持って行かず、小さいメモで計算していたので、やりづらかったこともあり。

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標準原価計算の仕損・減損は、標準原価カード上、2つの計算方法がありますよね。
  1. 標準消費量を正常仕損分だけ増やす方法
  2. 特別費として別建てで計算する方法 
2.は、仕損を分離把握して原価管理に役立てるためとのことらしいですが、問題としては上記1.と2.の両方で計算させるものが多そうですね。

完成品標準原価の計算結果は同じになるので、月末仕掛品原価やBOX図の書き方に注意が必要かなと思います。

1.の方法だと、原価要素別に正常仕損費が含まれることになるので、月末仕掛品も仕損費が含まれた計算になりますよね。2.の時は、月末仕掛品に含まれる仕損費は、加工進捗度次第かと。

なので、2.の時は仕損の発生点が重要になってきますね。検査点が工程の終点なら100%となるのでいいのですが、それ以外の時の計算を間違えると色々なところに影響してきそう。。標準原価カードでいえば、別建てで仕損費を計算する時、直接労務費と製造間接費の計算=加工進捗度を加味したものにするのを忘れないことが重要かと。

たとえば、正常仕損率が良品に対して10%で、工程の70%で検査点を設けて仕損を把握している場合。直接材料費@500円、直接労務費@300円、製造間接費@200円だったら、別建てする正常仕損費は、(500+300+200)x10%=100円ではなく、[500+{(300+200)x0.7}]x10%=85円になるかなと思います。(材料1kg、直接作業時間1時間で計算)

異常仕損の数量を計算する時にも加工進捗度が加味されていないとアウトですね。

当期投入量の計算は、1.の時は度外視法のように、仕損を除いたBOX図で計算。2.の時は非度外視法のように仕損を加味したBOX図で計算。これを間違えると、原価要素別の差異分析が全滅となりそうですね。

私は商会もまずいので(泣)、標準原価計算が終わったら勉強しなきゃです。。

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