こんにちは☆

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に合格した話」という本。

以前単行本で読んで感動したんですけど、今朝勉強の合間に読んだらまたハマってしまい、再読→結局、買ってしまいました・・笑

始めてこの本に出会った時に、椅子で読めるのに、ずーっと立ったまま、文字通り立ち読みで完読してしまいました。そのくらい、惹き込まれる本です。

WGに映画化するみたいですよね。邦画ってあまり見ないんですけど、これは見に行きたい!って思っています。

この本に出てくる、さやかちゃんの頑張りは、ちょっと真似できないくらい立派ですよね。
何しろ、"聖徳太子を「せいとく たこ」と読んで、strongの意味は「日よう日」と答える子"だったそうですから。 それが、努力を重ねて慶応義塾大学に合格、既に卒業されたそうですが、すごいです。

慶応を目指すと周囲に言ってみても、バカにされるだけ。 当時はさやかちゃんご自身も、当然受かるわけないと思っていたようです。そんなさやかちゃんは当初、ミニスカ、巻き髪ギャルだったそうですが、そのうちジャージで髪の毛もプリン状態のまま、必死で勉強を続けるんです。

彼女の頑張りにも励まされるんですけど、この本で好きなのは、愛情たっぷりの母親(ああちゃん)と、塾講師の坪田先生、それから彼女のパパや友達といった周囲の温かさ。さやかちゃんが頑張ることで、周囲も変わるし、家族の絆も深まって行くんですね。

特に、母親であるああちゃんの台詞は、どれも永久保存版にしたいくらい、心に響きます。

例えば、塾で勉強を頑張り、夜またオールで友達とカラオケに行ってもそこで勉強をしているさやかちゃんが、学校で居眠りをし、ああちゃんが呼び出された時。
「あの子は目標をかなえるために必死で頑張っているんです。先生は、無理だといって笑っていらっしゃるけど、塾の先生は受かるよ、と励まして下さる。彼女にとって信じるべきは塾の先生なんです。学校しか、寝る場所がないんです」みたいな言葉だったかな・・・

そこまで言える母親ってすごいです。もちろん教師は、集団生活のこととか、色々と「世間の常識」で訴えてくるわけですが、最後は折れたようで、「目立たないように寝る」ということで収まったようです。

塾講師の坪田先生の愛情もすごいです。さやかちゃんが入塾したきっかけになったもの、この先生がさやかちゃんを肯定するところから始まるんですよね。

さやかちゃんのトンでもない解答に対して、ほめる。肯定してあげる。そして、慶応や東大も頑張れば入れると、本当にそう思って接してくれる。

やっぱり愛って色々なものを超えて、包み込む、大きな力がありますね>_<。

今朝、文庫本になっていたので思わず手を取ったら、勉強のためにTSUTAYAに行ったつもりが、目が離せず・・・涙も出そうでちょっと大変でした。



*文庫本は単行本からの抜粋(巻末付録はカットされています)+加筆となっています。

相変わらず問題集の軽量化作業のため(←これが目的になってきてます。笑)、工・原のトレーニングを持参しましたが、今朝は材料費・労務費の計算だけに終わりました。

材料費・労務費も、かなり手薄で、簡単だと思っていましたがつめが甘いと再認識。
夕方から、また頑張ろうと思います☆